海が大荒れになると、遊覧船は欠航に…
これは、私たちにとっても、皆さんにとっても嬉しくないことなのですが、大荒れだからこそ見られる景色というのはいくつもあるんです！
島々に白波が打ち寄せる光景はこれぞ、日本海！
大迫力の風景にもなります。
そして、今回ご紹介するのが、この奇跡の一枚です。
この写真は浦富海岸(小栗浜)で撮った写真です！
近年、「日本のウユニ塩湖」というのが流行りですが、浦富海岸も日本のウユニの１つなんです！
では、なぜ時化が生み出すなのかと言いますと…
波が大きくなると、浜の奥まで波が打ち寄せる分、鏡のように反射する部分が広がるからなんです。
そして、奇跡といったのは下の写真をご覧ください。
ちょっとパッとしませんよね(笑)
いくら、砂浜が鏡になっても、そこに映り込む青空がないと綺麗ではないんです。
特に、手前側に青空が映り込むようにすると綺麗な写真になります。
この時はちょうど頭上に黒い雲があったので、その部分が砂浜に黒く映ってしまっています。
そして、もう1点
おススメは大荒れした翌日、波がうねりと呼ばれる波長の長い波になった日が撮りやすいです。
先ほどの失敗写真を拡大してみましょう。
波から必死に逃げる田中船長です(笑)
大きな波と波の間隔が狭いとこうなります(笑)
田中船長はもちろん？カメラマンの森川船長共に足を濡らして帰ってきました(笑)
だから、次の大波がやってくるまでの時間が長い、波長の長いうねりの日がおススメということです。
要するに、大きな波かつ間隔が長いこと、空が青いこと、そして濡れる勇気を持つことという複数条件が揃わないと撮れない”奇跡”の写真なんです！
撮影場所は岩美町内ですと、大谷海岸、小栗浜、浦富海岸、熊井浜、羽尾海岸、東浜海岸で撮れます。
逆に撮れないのは砂浜ではない海岸、狭い海岸である鴨ヶ磯海岸、城原海岸、西脇海岸です。
アクセスのしやすさや背景などお気に入りの場所で、ぜひ皆様も奇跡の一枚を狙って写真を撮ってみてください！
今回、主に撮影したのは浦富海水浴場とその西隣の小栗浜です。
