万が一、遊覧船からの落水者があった場合に備えて船員全員で救助訓練を行いました。
ロープ付きの浮環を遠くに投げるのにもコツが必要で、さらに落水者の近くに投げなければならないが当たるようなことがあってはならないというコントロールも必要です。
船に引き上げる際にも救助者自身の安全を確保する必要があります。
落水者は助かるために必死ですので、救助者が引きずり込まれないよう直接腕を差し出すのではなく、ロープを使って補助します。
毎年行う訓練ですが、生かされる機会がないことが何よりです。
そして船から落ちることがないよう日頃からの転落防止柵の点検や、船内アナウンスにての注意喚起など様々な対策を合わせて今後も安心安全で楽しい遊覧船を運航してまいります。